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2025.10.30

クラウド設備管理システム「MENTENA」、計画保全の精度向上を支援する予備品の「使用予定数」管理機能を追加

八千代ソリューションズ株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長:水野高志)が提供するクラウド設備管理システム「MENTENA(メンテナ)」は、2025年11月4日より、保全作業の計画段階で予備品の使用予定数を設定する機能を新たに提供します。これにより、作業実施後の報告業務の負荷を軽減するとともに、在庫変動の見通しを可視化し、在庫切れや過剰在庫の防止、計画的な部品調達を実現します。

新機能の詳細について

計画保全にとって重要な事前情報登録の強化

計画保全においては、作業実施前の情報登録が非常に重要です。多くの場合、計画保全は事前に予算確保とともに策定され、実際の作業実施まで一定の期間が生じます。また、時間基準保全(TBM:Time Based Maintenance)のように、一定期間ごとに消耗部品を交換するケースでは、保全作業の予定が見通しやすい傾向にあります。弊社の調査では、MENTENAに登録された保全作業のうち、約39%が実施される30日以上前に計画されています。

 

MENTENAではこれまでも作業時の予備品の使用実績を管理する機能を提供してきました。この度、計画段階で予備品の「使用予定数」を登録・管理できる機能を新設することで、より詳細な作業計画の策定を支援します。

 

従来は作業報告時に作業実施者が実際に消費した予備品を選択して登録する手間が生じていました。本機能により、事前に使用予定の予備品を選択しておくことができ、報告時には実際の使用数量を入力するだけで済むようになり、報告業務の効率化と負担軽減が期待できます。

 

予備品の「使用予定数」を見える化。より正確かつ計画的な在庫管理を実現。

また、予備品管理においても利便性の向上が期待されます。製造現場では、日々の保全作業や突発対応に欠かせない予備品の管理が紙やエクセルで行われているケースが少なくありません。一方で、このような管理方法では、「どの作業で」「いつ」「どれだけの部品が使用される予定なのか」が把握しづらく、結果として在庫数の確認や補充判断に多くの時間と労力を費やしてしまうため、より効率的な管理方法が求められていました。

 

本機能により、予備品の在庫管理において「実際の在庫数」だけでなく、「作業計画に基づく使用予定数」も併せて管理できるようになります。将来的には、予備品の使用予定を織り込んだ在庫管理の支援機能の提供も検討しています。

予定と実績を明確に区別して管理できるようになることで、現場では以下のような効果が期待できます。

  • ・使用予定を踏まえた在庫確保が可能になり、設備停止時の在庫不足による復旧遅延のリスクを低減
  • ・棚卸や購買業務の計画性が高まり、補充や調達のタイミングを最適化
  • ・作業計画と在庫情報を一元的に把握でき、確認作業や情報共有の手間を削減

 

「MENTENAは単に保全業務を電子化するだけでなく、事後保全から計画保全・予防保全への業務変革を支援することを重視し、製造現場の稼働率と生産性の向上に寄与することを目指しています。今回の機能は作業に必要な予備品をあらかじめ確保できる点で、計画保全・予防保全を実現していくうえでは非常に重要と考えています。MENTENAが業務に定着してきたお客様から予備品管理の精度をさらに上げていきたいというご要望を多くいただき、今回の開発に至りました。また本機能の実現により、将来的には予実管理や調達管理など、より幅広い業務の最適化にもつながると期待しています。今後もお客様の声に引き続き耳を傾けながら改良を進めてまいります。」(COO(Chief Operating Officer 最高執行責任者)山口 修平)

クラウド設備管理システム「MENTENA」とは

URL:https://mentena.biz/

MENTENAは、設備管理や施設管理の現場において、脱エクセルやペーパーレスを実現し、現場の働き方改革を促進する設備管理システムです。紙やエクセル管理からクラウドシステム管理へ移行することで、現場作業の効率化や点検履歴の効果的な管理を行うことが可能です。誰でも説明書なしで理解できるわかりやすいデザイン、導入から運用までバックアップするサポート体制を備えた、「カンタン」「始めやすい」「安心サポート」を実現しており、特にお客さまにとって設備管理情報の一元管理というメリットをご提供できることが強みです。本サービスは発売以降、製造業、ビルメンテナンス、ガス・電力業界のお客さま、あるいは設備管理業務の効率化といったニーズをお持ちのお客さまに幅広く活用されています。

 

【特徴】

① 資産の効率的な運用による経営改善を現場DXによって実現

② 知識やノウハウを共有し、属人化を防ぐナレッジマネジメントを実現

③ 設備の状態や保全履歴を論理的に管理し、予防保全を実現

④ 情報共有やコミュニケーションを効率化するためのプラットフォームを構築

⑤ 誰でもひと目で使い方がわかるデザイン

⑥ 導入と運用支援を手厚くサポート

⑦ 万全のセキュリティ体制

八千代ソリューションズ株式会社について

八千代ソリューションズ株式会社は、親会社である八千代エンジニヤリング株式会社が60年以上培ってきた知識や経験を活用し、持続可能な地域社会の形成と企業の長期的な成長を実現するために設立された民間向け事業会社です。弊社はお客さまの一番のパートナーとしてDXを展開し、実践するソリューションを開発し、データを資産とみなしたサービスとして提供します。また、お客さまの期待を超えるサービスを目指して継続的にその品質を磨き続けることで、お客さまの意思決定の質や生産性の向上に貢献します。その第一弾の取り組みとして、クラウド設備管理システムMENTENAを親会社から包括承継し、主たるサービスとして展開します。

 

会社名:八千代ソリューションズ株式会社

所在地:東京都台東区浅草橋5-20-8

代表者:代表取締役社長 水野 高志

Webサイト:https://yachiyo-sol.com/

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