MENTENA
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導入事例

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全社で進めていたDX化の波を保全管理にも!
計画や作業の抜け漏れがなくなり設備保全のデータ化に貢献

株式会社リヴァックス

製造業 総合リサイクル事業、産業廃棄物収集運搬・中間処理など

1974年の設立時より産業廃棄物の収集運搬や中間処理、バイオマス資源化や食品リサイクル事業などを手掛けている株式会社リヴァックス さま。同社の処理センターでは、乾燥プラントやメタンプラントの現場でクラウド設備保全システム「MENTENA」を導入いただいています。各プラントにいる現場担当者が設備のメンテナンスや保全に関わっている同社では、管理部門と現場とのタイムリーな情報共有体制の構築やスケジュールの作成、作業の抜け漏れ防止などが課題でした。今回は、産業廃棄物処理センターで保全業務を担当されている鶴岡さまに導入時に期待したことや、スムーズな導入に向けた工夫、導入後の効果などを伺いました。

MENTENA導入前

  • メンテナンス計画の管理をエクセルや紙ベースで行っていたため、作業の抜け漏れが生じていた。
  • 突発トラブルや修理の記録がなく、定期的なメンテナンスも報告書を紙ベースで管理していたため、対応が後回しになってしまっていた。
  • 設備の部品在庫の管理が不十分だったため、適正在庫の把握や補充ができていなかった。
  • 突発トラブルや機器不調の記録や傾向の分析ができていないため、保全業務が属人的かつ対症療法的になっていた。

MENTENA導入後

  • 作業計画のカレンダー表示や通知機能の活用により、メンテナンス作業や計画の抜け漏れが大幅に減少した。
  • 現場任せだった在庫管理のデータ化により、常に部品の在庫状況の把握を実現。属人化を解消することができた。
  • タブレットやスマートフォンによる記録によってデータ化がスムーズだった。記憶頼りだった情報やノウハウを会社の財産として蓄積できるようになった。
  • 承認・コメント機能により管理部門と現場担当者間のコミュニケーションが正常化するとともに、コミュニケーションコストも削減した。

全社的にDX化が進むなか、処理センターのDX化も急務に

株式会社リヴァックス(以下、当社) では、近年、産業廃棄物処理センター以外の部門でも急速にDX化が進んでいます。全社的にデータ管理のデジタル化やクラウド化が進むなか、産業廃棄物処理センターでは保全履歴やスケジュールは基本的に紙やエクセルで管理した状態でした。設備ごとに進捗確認をしていても、どうしても作業の抜け漏れの発生や、作業計画の作成に時間がかかっていました。

また、今回処理センター内の乾燥プラントとメタンプラントでMENTENAを導入しましたが、特に乾燥プラントは設備の老朽化が進んでいます。日々の点検はもとより、日常的に小さな不具合が頻繁に生じていたので大きな設備事故の予防という観点からもデータの蓄積は急務でした。また、中長期的に見たときに、設備の更新タイミングを図るうえでデータ的根拠は必要だと痛感していました。

ほかにも、部品の在庫管理や点検簿の電子化・データ分析なども推し進めたいと思っていたので、保全データのクラウド化に乗り出しました。

複数の設備保全クラウドサービスを比較。MENTENAは広範囲に対応できそうな点が魅力

設備保全のデジタル化においては、コストと時間、両方の側面から自社独自のシステムを開発するという選択肢はありませんでした。すでにある程度枠組みができあがっているクラウド管理サービスであれば、導入までがスピーディであり、費用も大幅に抑えられます。当初から、導入するならクラウド設備保全サービスを考えていました。

実際に導入するにあたって、サービスを4社ほど比較しました。『メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2023』 の展示会に足を運び、話を聞いたところ、当社が抱えている課題解決の道筋や要望を、おおむねカバーしているのがMENTENAでした。クラウド設備保全システムは当社のような産業廃棄物業者に対応している企業があまりなかったのですが、MENTENAは対応できるという点に惹かれました。広範囲に対応できる汎用性の高いシステムなら、運用開始もスムーズです。

また、当社の処理センター機器は点検項目が多く、1時間に一度点検が必要な設備があるため、点検履歴の入力の簡単さもサービス選定においても大きなプライオリティを置いていました。MENTENAはスマートフォンやタブレットから点検記録や写真を保存できます。現場でもスムーズに導入できそうだったのも魅力でした

コスト・導入ハードル・試用期間の有無などの比較表を作成し社内資料に

数ある設備保全サービスのなかでもMENTENAがコスト・使い勝手の側面から当社の実情に合っていたため、導入を決定しました。導入にあたっては、社内の説明資料として、導入コストや月額費用、導入時ハードルの高さ、試用期間の有無、試用期間のデータが引き継げるかなどを表にまとめて作成しました。

過去トラブルの登録ができるかどうか、課題だったメンテナンス計画がどの程度作成できるかなども重視したポイントです。自社で必要な機能のポイントを可視化するこの作業は、サービス比較をするうえで大いに役立ちました。

また、展示会でMENTENAを知り、比較検討するのにかかった期間は3カ月。その後MENTENAのトライアル実施をしましたが、社内稟議はトライアル期間中に準備を進めていたので導入はスムーズでした。

カスタマーサクセスのオンボーディングプログラムの活用でスムーズな導入を実現

1カ月のトライアル期間では、とりあえず対象となるラインの全設備を登録しました。また、点検チェックシートを現場でタブレットを使いながら運用してみたところ、現場からは「直感的に操作できて使いやすい」とポジティブな反応がありました。

本格導入に向けては、入力マスタデータの登録に時間がかかりましたが、これさえしっかりすれば本格的な運用に乗せるのはスムーズでした。また、導入後にカスタマーサクセスチームによる定期的なサポートが受けられるオンボーディングプログラムは大いに役立ちました。全4回あるなかで、次回までに何をすればいいのかといった課題の整理や、使い方のレクチャーなど運用を軌道に乗せるまでの一つひとつのステップを二人三脚でサポートしてもらえました。

当社では、MENTENAを使うメンバー全員にできるだけオンボーディングプログラムに参加してもらっていました。ユーザーとなる社内メンバーがオンボーディングプログラムで導入の進捗確認、よりよい使い方や運用方法の検討などをすることで、「みんなでMENTENAを使っていこう」という社内のムードが醸成できました。

担当者の記憶と経験頼みだった保全業務をデータ化することで類似トラブル予防に貢献

MENTENA導入前は、保全業務のデータ管理がまったくできていなかったので、作業履歴や計画が明確になり、当初から課題だった点検漏れなどがなくなりました。特に、カレンダー機能に作業計画を登録すると作業開始前に事前にメールで通知が届く機能は大いに役立っています。

また、日々の突発トラブルも逐一記録できているので、長期的に保全データを社内財産として活用できる素地ができあがりつつあります。特に保全メンバーはベテラン社員と若手社員間の経験や知識の格差が深刻な課題です。担当者の記憶や経験頼みだったものが、データとしてきちんと残していければ、将来的なノウハウ伝承にも役立つと感じています。保全業務の生産性を高めるうえでも、MENTENAが大いに貢献するという手応えを感じています。

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株式会社リヴァックス

株式会社リヴァックス

1974年設立。兵庫県西宮市を拠点に、産業廃棄物の収集運搬、中間処理を担う。従業員数は77名(2023年時点)。有機性廃棄物のバイオマス事業、食品リサイクル事業だけでなく、工場設備の清掃サービスやアライアンスネットワーク事業にも取り組む。バイオマス由来の産業廃棄物を活用した西宮バイオガス発電プラントでは、新たなリサイクルエネルギーの創造により、脱炭素社会の実現など社会課題に大きく貢献している。ISO14001/ISO45001認証取得企業。

https://www.revacs.com/

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